胃から(胃ろうチューブ)
わき腹などからチューブをとおして胃のなかへながします。いわゆる「胃ろうチューブ」です。
すこし大変な手術はありますが、内視鏡のある病院であればわりあいらくに設置できます。
けっこう太めのチューブなので濃いめの流動食が使え、食事が短時間ですみます。適量を守れば嘔吐も少なめです。
長期間使用でき、猫ちゃんの食事ストレスの少なさ、カロリー維持の楽さで生活の質を高められます。
メリット
かんたんにエネルギーを補給できる。
短い時間でらくに食事ができるため、猫と飼い主の苦痛と負担が少ない。
濃いめの流動食でも平気なので種類を選ばない。
チューブ給餌の主流。
デメリット
全身麻酔による設置手術が必要。
設置初期には、腹腔に食事がもれる事故がごくまれにある。
チューブ周辺の感染にはやや注意が必要。
胃より下にトラブルがある場合は経腸チューブに。